ココアのお勉強ブログ

技術職の一般人です。趣味でコード書いたりソフト触ったり。

3D素材デッサン人形を使ってイラストを描く

使用ソフト:CLIP STUDIO PAINT PRO

使用パソコン:Magnate IM マグネイト IM

使用機材:Parblo Coast10

3Dデッサン人形基本操作

CLIP STUDIO PAINT PROで3Dデッサン人形をいじって描きます。3Dデッサン人形の基本的な使い方(体型調整とポーズ調整)は以下の公式ホームページが非常に分かりやすいと思います。

tips.clip-studio.com

tips.clip-studio.com

 

3Dを使うときの注意

3D素材をもとに描いていくのですがここで注意なのが3D素材をそのままなぞれば良いというものではないということです。

あくまで補助であって、自分の絵柄まで落とし込む必要があります。

つまり、デッサン人形はみんなの絵柄に対して綺麗にフィットするわけではありません(当たり前だけど)。

自分の絵に対して3D素材をのせてみるとよくわかります。

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顔とか肩幅とかが 元の絵に対してフィットして いないのが分かります

元の絵とどれくらいずれこんでいるかを理解したうえで、3D素材を利用するといいと思います(線画のときだけ気を付ければ良いため)。また、体型からできるだけ自分の絵柄に寄せていくという方法もいいと思います。

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顔の大きさと肩幅を変えた

 

3D素材の透過

3D素材を透過して下描きのように表示しましょう。

以下のようなレイヤー配置をしてみます。

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レイヤー配置

この3Dの素材があるレイヤーの不透明度とレイヤーカラーをいじります。

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3D素材の不透明度を下げて レイヤーカラーを変更します

別レイヤーを選択すると色が変わり透過していることが確認できます。

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3D素材が透過した

 

線画を描いていく

さっきもいったとおり自分の絵柄にあわせて線画(またはラフ)を描いていきます。

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自分の絵柄にあわせて線画(またはラフ)を描く

デッサン本やメイキング本などを参考にして素体や服を整えていきます。

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線画

 

お絵描き全体の流れ

最後に自分が3D素材を使って描いたイラストの簡単な工程を書きます。

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3Dデッサン人形

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3D素材をもとにラフを描く

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ラフをもとに線画

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線画だけ

 

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公式絵を見て色をスポイトツールで拾いながら色を塗る

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参考程度に

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仕上げにグロー効果を適用して完成

 

あとがき

普段は自分でラフを描いて、難しいポーズのときとか面倒な時はデッサン人形を使うのも一つの手なのかなぁと思います。

3D素材を作るにはそれは手間がかかるでしょうが、こんな感じで使う分には全く手間ではないことが分かりました。